虎の穴 資格情報交換板 930237

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◆2021年10月~12月

1:百鬼丸:

2022/01/30 (Sun) 20:45:56

2021年10~12月の戦績は、12勝 2敗。
2021年累計は、45勝4敗。
これまでの資格取得&検定合格の累計は、
560種852個。
以下、◯は合格、×は不合格。

前回未確認分
◯シックハウス診断士
10月 
◯生物分類技能検定(3級) 70点
◯酵素ファスティング検定
◯渋沢栄一検定(初級)30/30
◯渋沢栄一検定(中級)30/30
◯安全運転能力検定(3級)19/20(1回目)
◯安全運転能力検定(2級) 96点
11月
◯算数・数学思考力検定(準2級)84点
◯下水道管理技術認定試験(管路施設)
◯下水道技術検定(第三種)
×くるまマイスター(2級)34点
◯山の知識検定(ブロンズ認定)36/50
◯ビジネス文書検定(1級)
12月
◯化粧品成分検定(2級)
×日商プログラミング検定(Basic)61点
2:百鬼丸:

2022/01/30 (Sun) 21:37:58

◯シックハウス診断士…この資格、昔は診断士補というワンランク下のエントリー資格もあり、また問題も公開されていて簡単だったようですが、今は業界人じゃないと非常に受けにくい資格になってます。というのも公式テキストにもHPにも全く問題の情報がなく、レベルがわからないのでどこまで勉強したらいいのか見当がつかないから。
ということで、これから受けようという人の為にレポート。CBT形式、90分で四肢択一100問に記述式5問を解く形式。記述式は用語を書くだけかと思っていたら、70字~200字の論述でした。合格基準は択一、論述両方で70%以上の出来が必要らしく、論述を捨てる訳にはいきません。そんな訳で合格率は12.3%とかなり低いです。テキストからは満遍なく出題され、数字系(8時間とか1m以上とか7亜種だとか目標暫値は400ugなんてやつね)、法律名、化学物質名など面倒な暗記事項は必須です。なお、私の記憶に間違いがなければ巻末の用語集からも択一の1割にあたる10題が出てたので、隅々まで暗記した方がいいです。私は6日の勉強で受かりましたが、合格通知が来るまで、全く自信が持てませんでした。多分合格点ギリギリだったと思ってます。ということで業界と無縁の資格マニアが受けるとしたら、一月ぐらいは準備した方が無難だと思います。 
なお、合格証書に同封されているのは診断士登録のご案内だけで、得点情報は何もなし。登録手数料が18,000円(有効期間5年)と高いので、私は当面登録は見送ります。

◯生物分類技能検定(3級)…昨年4級を受験、74点という平凡な点数で合格。このレベルで既に難しい、というのを実感(合格率は約60%)。その際使った問題集が3級と合本だったので、もったいないから今年ステップアップを図りました。120分で100問の四肢択一を解き、合格基準60点のところまたまた地味な70点で合格(合格率は45%)。
なお、当面受験はここでストップの予定。2級はプロ用で、動物・植物・水圏生物部門と分かれるのですが、いずれも生物学専攻者しかほぼ受けないのに合格率は5~10%と、急激に難度が上がるため。

◯酵素ファスティング検定…以前合格した「食学検定」の姉妹検定。ファスティングとは断食のことと知ったのは試験3日前にテキストを開いてのことですが、問題集が一体化したタイプの本なので、1日で勉強終了。というのも、学習内容の大半は生理学と栄養学だったから。栄養学については、食学検定、栄養検定、食生活アドバイザー、保育士の栄養学科目などで既に嫌と言う程勉強済み。
試験時間は11時から12時15分の75分。途中退出は1時間経過すれば可能で、その時点で「全員」が退出を希望。これ60分の設定で絶対いいよね。受験者の午後の予定も考えて、お昼にはみ出す75分という半端な設定はやめて欲しい。
問題数は50問。内○×選択が1問、他は3〜5の選択肢から選ぶ問題で、テキストに載っているような記述式の問題は全くありませんでした。テキスト掲載の問題より本番の方が難しい検定が多い中、珍しいタイプです。問題も回収されてしまうので、確実ではありませんが、私はおそらく満点近く取れたと思います。結果発表は半月後、合格証の送付で知るだけで、成績については教えてくれないので、点数は不明のままですが。
難点は試験会場。何故か荻窪。まあ、ヒッピー文化の名残りのようなお店やらスローライフを理想とする世田谷区民とか多そうだけど(偏見)、試験会場はもっとアクセスしやすい都心に置いて欲しい。

◯渋沢栄一検定…日販の、ネット受検出来る歴史検定。昨年の明智光秀検定は残念ながら初級のみの開催でしたが、今回は中級もあり。欲を言えば上級も開いて欲しい。
渋沢栄一については『論語と算盤』ぐらいは読んだことあるけれど、個人的にはさして興味の持てない人物。酵素ファスティング検定が物足りなかったので、急遽受検を思い立ち、3時間ほどで公式テキスト読了、思い入れが全然ないのでその日の晩にもう受検。初級・中級とも満点であっさり合格。初級は全問テキストから出題され、中級はさすがにテキスト外からも出ましたが、歴史常識ないしは推理可能な問題でした。検定時間は1時間ありますが、四択問題が30問だけという構成なので、どちらも10分かからず終了。というか、公式テキストに掲載の問題と、初級は50%、中級も3分の一が重なるという大盤振舞で、これ落ちる人いないだろ、という程簡単でした。なお、NHKの大河ドラマは念の為、この日受検の前に初めて観ましたが、いきなり栄一が妻に土下座するシーンで始まり、私の中での栄一像は「不倫・土下座男」で確定しました(笑)。因みに大河絡みの問題は一切出なかったので、別にドラマは観る必要なかったです。
なお、後日毎月10名に貰えるという、渋沢栄一手帳とQUOカード1,000円分がプレゼントされました。満点だったことと関係あるかは不明です。多分、受験者の多くは開始早々に受けていて、こんな時期に受ける人が少なかったら当たりやすかっただけでしょう(^ ^)

◯算数・数学思考力検定(準2級)…数検なら知ってるけど、数学思考力検定って何なの?と言う人は多いでしょうが、いわゆるPISA型の思考力系難問だけを集めた検定です。入試に増加する思考系問題の参考にするため教育関係者注視の検定です。私の職場でも県立東葛飾中受検者向けに、この検定に連動した『算数ラボ』というテキストを家庭学習用教材の一つとして使用しています(小5が7級、小6が6級)。公立中高一貫校の適性検査対策にはいい内容です。
検定は10級から準2級まで現在9段階がリリースされており、6月・11月・2月の年3回開催(但し、準2級だけは年1回)。教材として『算数ラボ』シリーズ(10~5級、図形編もあり)、『数学アドベンチャー』シリーズ(10~準2級)、過去問(10~3級)が用意されています。ラボやアドベンチャーはもともと塾用教材で市販されていないものだけに、メルカリなどで高額取引されているのを時々見かけるけど、中高入試で難関校受ける人はこの検定ルートでゲットするのが早道です。
さて、準2級。90分で大問6題に挑戦(小問数では14問)。大きさの異なる三角形を連結させて周囲の長さを求める問題、等しい角度で連続して折れていく線分、6の目が出る確率が二分の一という特殊なサイコロを使ったゲーム、二つの自然数に関する条件からあてはまる数をすべて挙げる問題、野球のリーグ戦に関する論理パズル、5つの条件から4つの異なる2桁の素数を推理する問題。一部に表現力を見るため字数制限なしの記述問題あり。私は満点だと思ったら1問解答形式をミスして84点どまり(合格基準は60点)。
なお、準2級はラボも過去問もないので、アドベンチャー一冊90問を一通り解いて臨んだのですが、最初の問題に類題が1題出たきりで(しかも本番の問題の方はひねってあって、かなり難しい)、得点アップには全くなりませんでした。他の対策としては、数検の最後の大問だけをピックアップして何年分か解いておく、というのがいいかも知れません。あと、ブルーバックスから出ている論理パズルの本も何冊か解いておくといいでしょう。
3:百鬼丸:

2022/01/30 (Sun) 21:48:04

◯下水道管理技術認定試験(管路施設) ◯下水道技術検定(第三種)…メジャーな公的資格の一つだけど、資格ラッシュ日に当たるため、これまで受けたことがなかった下水道。高圧ガス関連も飽きてきたので、初めて挑戦。午前に管路、午後に三種と、似たようなものならセットで受けた方が楽かと連戦しました。
対策にはテキストは買わず、同一著者の管路施設『合格問題集』と三種『攻略問題集』を使用。似たような体裁の本で何でタイトルを違えているのかは謎。なお、どちらが難しいのかよくわからなかったので、とりあえず三種から解いてその後管路をやったのですが、管路の方がずっと簡単だったので、これから受けようという人は管路→三種の順がお勧めです。私は結局三種の勉強に4日、管路に2日かけて受験。
両方合格しましたが、下水道事業団から来るのは合格証書だけで成績の詳細は不明。HPの発表を見ると、管路は50問中37問正解が合格点で合格率は38.9%。三種は60問中43問が合格点で合格率は35.5%。途中退出したので、管路は問題が貰えず自己採点していませんが、三種の方は48問正解(80%正解)だったので余裕で合格でした。
初めて受けた感想としては、とにかく試験時間が無駄に長い。管路が2時間半で、三種に至っては3時間。記述なしの四肢択一のみで管路50問・3種60問なのでどちらも試験時間は半分も要りません。私は管路の方は午後の勉強の為、退出可になる1時間で速攻退出。三種の方は問題持ち帰る為、40分ぐらいで終わってから2時間以上を無為に過ごし、ホント拷問でした。
もう一つの感想は、今まで取得した資格の知識が、これに関してはあまり役だたなかったなということ。強いて挙げれば、環境管理士、酸欠作業主任者、公害防止管理者の3つなんだけれど、最後のはダイオキシンしか持ってないのもおり、それぞれ1問プラスになったかというぐらい。という事で、せっかく汚水と浄化について今回学んだので、今後はニ種や浄化槽関連、公害防止の水質あたりを受けてみたいと思います。
なお、取得資格数のカウントについて。管路と三種のW合格は1種2個とすべきか2種2個なのか。両者の関係がイマイチ分からないので、とりあえず1種2個としておきます。

◯山の知識検定…例年、3段階の級設定で行われる登山に関する検定。今年はコロナ禍での開催の為、会場試験は無くなり、代わってweb受験用にリニューアルされました。という訳で、くるまマイスター検定と同日に連続でネット検定に挑むのもいいかと申し込み。
因みに中学生の時富士山に登って以来、登山経験はゼロ。標高500メートル超える山が一つもない千葉県人ですから、海への愛に比べ山への思いみたいなものは全くありません。
試験対策は3日間。公式テキストの他、ブロンズとシルバーの過去問2年分を解いて臨む。
試験時間は60分。問題は四肢選択50問、1問2点。一問ずつ解かないと先に進めず、見直しは全問解き終わってからでないと出来ないタイプ。私は45分ほどで終了。送信後すぐ採点され、60点以上でブロンズ、80点以上でシルバー、90点以上でゴールド認定のところ、36問正解の72点でブロンズ認定どまりでした。過去問と比べると、3つのレベルの問いを組み合わせたような出題で、テキストだけの知識ではブロンズに合格するのが精一杯ですね。次にシルバー以上を目指す時があれば、公式テキスト以外の登山関係の本を何冊か読んで、それなりの対策をしたいと思います。
なお、山地山脈の名前や気温減率の計算、地形図や天気図の読図など、そのまま社会や理科の教材として使えそうな問題も多くあり、学校の勉強が役立つ検定の一つというのが塾教師としての感想です。

×くるまマイスター検定(2級)…一昨年3級合格。今回ステップアップをはかったのですが、モデルナワクチン二度目の接種で高熱が出て充てていた3日間が全て吹き飛び、ノー勉での受験となりました。事前に予期していれば、試験を先に伸ばせる山の知識検定と勉強する順番を逆にしたんですが、ワクチン1回目何でもなかったので油断してました。後の祭です。
 さて、当日は1:00~2:00の間にスタート、60分で100問解く形式。途中で時間切れの場合はそれで送信されるタイプの試験。結果は34点という不名誉な成績で玉砕しました。車好きしか受けない為か、受験者平均は66.84点、合格率47.21%と意外に高く、点数見てわかる通り全く車に興味のない私では、ちゃんと勉強しないと受かる見込みはありません。ということで、またの機会に再チャレンジしたいとと思います。

◯ビジネス文書検定(1級)…秘書検定などを主催する実務技能検定協会の試験。この協会のビジネス系検定は資格マニアになりたての頃あらかた2級まで取って満足していたのですが、令和2年でビジネス電話検定が突然終了(これだけはA級まで取得済みにしてて良かった)ということもあり、1級取れるなら取っておこうと、2級合格から実に20年近い月日を経ての受検。
 前職でも今の職場でも文書作成は日常的に行っているのと、国語教師として漢字や語彙方面は勉強しなくとも満点近く取れるはず、という訳で対策に宛てたのは6日間。I・表記技能2日、Ⅱ・表現技能2日、Ⅲ・実務技能2日という内訳で、実家の何処かに埋もれているだろう公式テキストは使用を諦め、過去問2冊のみを使用。ただ、Ⅲは丸ごと文書作成の実務問題で、こればかりは2日で完成は厳しく、解くというより模範解答を読んでパターンを覚えるのみ。若干不安を抱えつつ受検となり、私としては珍しく試験時間の2時間半をフルに使い切って解答しました。
 HPに発表された今回(第70回)の結果は、
3級の合格者1,846名/2,338名(79.0%)、2級は1,064名/1,655名(64.3%)、1級は90名/273名(33.0%)。1級でも合格率は30%超と結構高いので、受かってほっとしました。なお、結果通知には、Ⅰ・Ⅱ・Ⅲと範囲毎の◯しか載っていず、どのくらい出来たかの情報は何もなし。苦労して書いた答案がどう評価されたか知りたかったのに残念です。

◯化粧品成分検定(2級)… 将来化粧品メーカーで開発に携わりたいという生徒がいた為、日本化粧品検定3級、メイクセラピー検定3級、コスメマイスター、美容薬学検定1級など取得済だけど、開発方面となるとこれかなと受験してみました。個人的には全く化粧品には興味ありませんが、様々な化粧品の成分の見方が分かって内容的には面白かったです。
CBT方式ですが日時固定タイプなので、メリットは近所で受けられることぐらい。試験時間70分で60問を解答する形式で、私は35分で終了。公式テキストは3日で読み終えましたが、問題は全く載ってないので、HPからのみ注文できる公式問題集も注文。しかし、これがペラペラの薄さで、かつ本番受けて初めて知ったことだけど問題集は3択なのに本番は5択と難度が全く違い、騙された感ハンパない。
何とか合格したものの、得点どころか合格率も平均点も何一つ情報が無く、テンションは全然上がりません。
なお、通知ハガキ以外に認定証が欲しい場合は5,500円払って資格認定申込みが必要です。バッジとシールも付いてくるとありますが、高いし認定証以外は要らないので、どうしようか思案中です。

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