虎の穴 資格情報交換板 927615

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2020年7月~9月

1:百鬼丸:

2020/10/24 (Sat) 09:03:01

長期化するコロナ禍の中で資格・検定の世界も徐々に、対策を講じての会場試験再開やCBT化・オンライン化・論文形式の在宅受験など、様々な形態の模索によって受験可能になってきています。私の2020年7~9月の戦績は、11勝1敗結果待ち2 今年度の累計は31勝2敗。
これまでの資格取得&検定合格の累計は、526種798個となりました。結果待ち2つが合格なら800個達成となります(^ ^)
以下、◯は合格、×は不合格、△は結果待ち。

7月
○記録情報管理士(3級)43/45
◯記録情報管理士(2級)91.4%
◯薬学検定(1級)97点
8月
○健康管理能力検定(3級)
○健康管理能力検定(2級)
◯国際知識検定(韓国5級)39/40
◯国際知識検定(韓国4級)46/50
◯国際知識検定(韓国3級)41/50
○ブランドマネージャー資格試験(3級)98点

9月
◯統計検定(統計調査士)90点
×文書情報管理士(1級)57.5%
◯日本仏教検定(1級)
△ビオトープ管理士(2級計画管理士)
△チョコレート検定(中級)(92/100)
2:百鬼丸:

2020/10/24 (Sat) 09:42:19

試験別コメント
◯記録情報管理士(3・2級)…公文書館などで働くアーキビストや企業のナレッジマネジメントに携わるレコードマネージャーのための資格です。アーキビストは、国民の知的資源に携わる仕事として、図書館の司書(ライブラリアン)や博物館の学芸員(キューレター)と並ぶ仕事だけれど、日本では総じてこれらの専門職に対する認識や待遇は低く、中でもアーキビストは未だ国家資格すら存在しない惨状です。欧米諸国はもちろん中韓にも遥かに先行されて、先進国中最低レベル…政府の記録改竄や隠蔽などの病理も、こうした公文書管理の意識の低さが土壌にあって産まれたものと言えるでしょう。
ということで健全な民主主義の為にも、また企業の知的資源の保護・活用の為にも、一般の人にも文書管理のイロハについてもっと学んでほしいと思います。因みに私は、司書・学芸員の両方を大学で取得、アーキビスト関連では、既にファイリングデザイナー検定(3・2・1級)、電子化ファイリング検定(B・A級)、公文書管理検定(実務編・マネジメント編)、文書情報管理士(2級)を取得済。
仕事面での活用としては、前の職場ではファイリングシステム及び文書管理システムを構築、今職場でも「社員心得」や『塾教師の為の自己啓発ブックガイド150選』の作成など会社の知的資源の編集に活かしています。
さて、記録情報管理士は、CBT形式で、受験期間は夏(7月初旬から8月中旬)と冬(1月中旬から3月初旬)。3級は四肢択一45問で60分、2級は四肢択一70問で90分。ともに合格基準は7割。3級は30分、2級は50分で退席、結果は即座に出て、それぞれ43点/45点、91.4%で合格。なぜ級によって得点表記の仕方が異なるのかは謎。こういうとこモヤっとするので統一してほしいです。
上下巻の公式テキスト(セットで3,000円)の他、過去問題集(2,000円)が出ていて、後者で問題のレベルが分かります。ただ、問題集に掲載の問題と同一問題は3級は1割、2級は2割程度。選択肢が一部異なる似た問題はプラス2割ぐらい(あくまで私の記憶に基づく再現なのでアバウトなものです)なので、問題集だけでの受験は危険です。

◯薬学検定(1級)…この検定、2年前にあと5点という所で2級に落ちているのでリベンジしなきゃと思っていたのですが、他の試験と重なりまくる試験ラッシュ日にあたり、なかなか受けられず。今年もコロナで延期になったスポーツ医学検定が試験予定日に転がり込んだ為また受けられないかと思っていたのですが、今回コロナ対応で4級と1級の在宅試験開催というニュースが…という訳で、コロナ下の特別受検、1個ぐらい思い出作りも兼ねて受けてみようとトライしてみました。
通常の試験はマークシート4択ですが、今回の在宅1級は10題の論述試験で、A4の専用レポート用紙に2枚以内で解答する形式。ネットも参考書籍も見放題ではあるのですが、公式テキストや問題集をめくっても、ネットでググっても簡単に答えられるような問題はありません。ということで大学のレポートを作成するような感覚で、各問それぞれ複数の文献・サイトを参考にして答案を作成。薬学分野の文献やサイトは、素人相手にわかりやすさ重視で単純化した説明をするものと専門家相手に学術用語のオンパレードのものに二極化しているため、中庸のレベルに落とし込みつつ、複数の参照文献を引きながら整合性を調えることに留意しました。合格だけ考えたら、はっきり言って会場試験を受けた方がはるかに楽でしたが、勉強したぞという充実感は残りました。
採点は複数の採点者の平均点で表示され、減点箇所及び減点には至らない注意点まで詳細なコメントが返ってきます。私の場合10題の中の1題に「不可欠な注意事項」が欠けていたということで減点一つ、減点に至らない注意事項が一つでした。総評としては「設問に対する解答が的確であり、かつ分かりやすく論理的にまとめられており、ほぼ完璧です。素晴らしい印象を受けました。」とめっちゃお誉めいただきました(^ ^)。

◯健康管理能力検定(3・2級)…東京会場となった神保町近くの日本教育会館には、2級単独受験が100名余、3・2級併願者が180名余と結構盛況。しかし、モノが健康管理能力検定なのに、ここんとこの会場試験では最も「密」なんだけど、主催者側の健康管理意識は大丈夫なのかな(苦笑)。
さて、3級は40分で50問、2級は60分で70問の四肢択一問題を解くのですが、3級は20分、2級は30分で終了、途中退室不可なので寝てました。公式テキスト購入者は「学習ポイントweb講座」を視聴できるらしいのですが、時間の無駄だと思ったので、視聴せず。そもそも公式テキストそのものが中身スカスカで、ほとんど常識しか書いてない(苦笑)。問題回収されてしまい、得点も教えてくれないので詳細は定かではないけれど、70%前後が合格目安のところ、2日間の勉強でいずれも9割前後は取れたと思います。
なお、1級は受講対策講座必修で、費用が6万6000円と鬼のように高いので、ここにて終了です。
それにしても、改めて塾・予備校教師という職業は、生体のリズムに反した健康に悪い仕事なのだと思い知らされる内容でした。もう自分やっちゃダメって事しかしてないわ、と長生き出来ないことを確信しましたよ(涙)。

◯国際知識検定(韓国5・4・3級)…東京会場はいつもの駒場東大に戻りましたが、コロナ対策の「終了次第いつでも退室可」は続行、各級50分のところ10分程で退室、控え室で勉強出来ました。
さて、この検定、これまでタイ、インドネシア、ベトナム、ロシア、台湾と受けて来ましたが、今回の韓国検定には今まで他ではなかった手抜きが3点もあり、残念でした。
その1:公式テキストの内容が一部ウィキペディアとほぼ同じ。
その2:5・4・3級に全く同じ問題が多数出題。問題回収されてしまうので定かではないけれども、私の記憶するところ4級50問のうち5級と同一問題が半数の25問にも及びました。
(選択肢が変わるなど難度が上がる訳でもなく、ホントに全く同じ問題でした)これは流石に手抜きと言わざるを得ません。
その3:問題がかなり前の過去問の使い回し。別にそれ自体を非難したい訳ではありません。しかし、現在の大統領を問う問題で「文在寅」が選択肢にない、議会の最大政党で「共に民主党」がないなど、欠陥問題が幾つも出てしまっていては文句を言わざるを得ません。コロナで大変だったのは分かりますが、この点だけは早急に改善を求めたいと思います。

○ブランド・マネージャー(3級)…もはや常連と化している、柏駅南口テストセンターでのCBT試験。ブランド・マネージャーの3級は年4回(2・5・8・11月)行われ、50問を50分で解く形式。私は半分の25分で終了。
公式テキスト巻末に50題の模擬テストがあり、全く同一の問題が10題出題されていました(あくまで私の記憶に基づくアバウトなものです)。ただ同一でなくとも同レベルの似た感じの問題ばかりで、難しい問題は全然ありませんでした。合格基準が8割と高い設定なのが気になっていたけれど、マーケティングの知識があればだいたい知ってることだらけで、蓋を開ければ3日の勉強で98点、わずか1問落としただけでした。心配する必要全くなかったっす(笑)。
ただこの試験、受かった後にも認定費用払えだの、2級以上は高額の講習受講が前提だのと、費用対効果が悪いので、ここで止めておきます。

◯統計検定(統計調査士)…CBT試験ですが、オデッセイの運営なので、初めて使うICTテストセンター柏校へ。
統計検定は、級別試験は公式テキストがありますが、統計調査士にはなく、問題集も専門統計調査士との合本で3回分しか入ってないので、古本屋で別年度の過去問を入手、計6回分の問題を解いて臨みました。
過去問では6回の内1回は落ち、合格点ギリギリの年もあったのですが、70点合格のところ当日は90点で余裕の合格、相変わらずの本番強さを発揮しました。
60分で30題の問題を解くのですが、たいていの試験(CBTは特に)では20分内に試験を終える私ですが、この試験では残り3分というところまで時間を掛けました。これでも前半の統計法や統計学に関する問題は秒殺していったのですが、後半に計算を多く要する問題が集中しているので、ちゃんと検証しようとするとかなり時間を食います。電卓持ち込みOKですが、絶対持っていった方がいいです。
合格のポイントは、前半の公的統計に関する知識問題はキリがないので、過去問を押さえるに留め、深入りしないこと。何せ基幹統計だけで国勢調査を含め53もあるのだから、いちいち省庁や調査方法や抽出法や周期だの覚えようとしたら大変なことになる(おまけに基幹統計だけでなく、一般統計からも出題される)。文系で何とかなりそうな問題に固執せず、必出と言っていい、箱髭図、散布図、階級の幅が異なるヒストグラム、ローレンツ曲線とジニ係数など数学分野の後半を得点源にした方が得策です。
今回たまたま自分は国勢調査の対象となり、いろいろ調査に答えたのですが、ちょうど統計調査士の勉強をしてる最中だったので、不思議な気分でした。
なお、通常の統計検定と異なり、合格証の他に、携帯できるよう手帳サイズの証書がパスケースと一緒に送られてきました。ちょっと格好いいです^ ^


×文書情報管理士(1級)…たまたま休日が出来たので、統計調査士と1日開けただけの密なスケジュールで急遽申し込み。運営はCBTソリューションズですが、直前過ぎて常用している柏のセンターで予約が取れず、わざわざ西日暮里へ。西日暮里…中3生の開成高校見学会の引率と開成中・高入試当日の応援に来る以外用のない場所で、私用で来たのは初めてです。会場が見つけられず猛暑の中バテバテになりました。
さて、試験は90分で80問を解きます。2級と大きく異なるのは、単なる四肢択一だけでなく、正しいものを全て選べという出題が多いこと。また、細かい数字まで覚えてないと解けない計算問題が多かったです。
結果は…7月に受けた記録情報管理士の記憶がまだあるからノー勉でも行けると思って受けてみたんですが、そんなに甘くはなかったです(泣)。似たような名前なのですっかり忘れていたけど、文書情報管理士って元は「マイクロ写真士」と言っていて、マイクロフィルムに関する問題が結構出ます。受験するまで完璧に忘れてたよ(苦笑)。ということでフィルム関係の問題はほぼ分からず、合格基準7割のところ、57.5%の出来で撃沈。コロナ明けの連勝記録は22でストップ。次回はちゃんとテキスト読んでリベンジします。

◯日本仏教検定(1級)…内容紹介が禁じられているので詳しくは書けませんが、論文
のみの在宅試験です。問題が届いてから提出まで約一月あるので、私は問題ごとに参考文献数冊を使いました。写真・図・註釈・参考文献リストだけでなく、引用文も字数にカウントされないと注記にあり、厳しいというより字数カウントが面倒で困惑しました。
採点は、ABCDの4段階で評価され、AB評価なら合格となると要項にありましたが、特に成績についての通知はなし。相当力を込めて書いた論文だけに、せめて成績を教えて欲しかったです。ただ、そんなことより火曜にメールで答案を送ったら、金曜に合格証書と「大欲得清浄」の色紙が届くという、早すぎるレスポンスに仰天。

△チョコレート検定(中級)…結果発表はまだ先ですが、公式サイトの解答速報で自己採点したら100問中92問正答してたので、合格は間違いないでしょう。
この検定は始まった2016年に受けて合格(その後中級や上級が新設されるた為、初級合格という体に)。当然すぐにもステップアップしたかったのですが、祝日開催が続き、人が休んでいる時に働く塾教師の悲しさ、受けられないまま今年まで来ました。今回念願の日曜開催となり、午前中ビックサイトでビオトープ管理士を受け(9:30~12:00) 、午後は(14:50~16:00)九段下の二松学舎大でこの中級受験となりました。勉強の方は、仏教検定の後の1週間をビオトープと分け合ったため、ビオトープに5日、チョコに2日を配分。テキスト一読した時は4年前に一度詰めたはずの内容をほとんど忘れていて、ヤバいと思いましたが、結果は2日間の勉強でほぼ完璧。なお、使用テキストが中級過去問の載ってる最新版のテキストではなく、4年前のテキストで臨んだため、ビオトープの試験後本屋で最新版を立ち読みしたところ、いろいろ統計データやイベント記事、専門店の紹介など内容が変わっていることに気づいて、暗記事項を修正出来たのは良かったです。やはり最初から最新版のテキストを使うのをお勧めします。

△ビオトープ管理士(2級計画管理士)…「通信講座を受けないと受かりにくそう」というイメージが強かった為、これまで敬遠してきたこの資格。実際勉強してみると、そんなことなく、独学で十分いけそうです。
試験は計画管理士・施行管理士の2部門に分かれ、共通科目として、生態学・ビオトープ論・環境関連法が10問ずつ、専門科目が20問の択一試験計50問に小論文1問の試験です。合格基準は各科目6割以上に小論文で可・不可の可の評価となること。
択一は6割と緩い基準なので、公式テキストの学習を各科目1日ずつ当て、過去問演習に1日と計5日の勉強で臨みました。過去問は、公式サイトで無料の会員登録するとダウンロードできるのですが、6年分も掲載されていて、前日1日ではとても解ききれず、2年分トータルでやって、不安の残る環境法令だけもう2年分演習しました。
なお、小論文は3題の内一つ選択なので、何とかなるだろうとノー対策。
結果発表はまだ先ですが、択一の解答速報が公式サイトにアップされたので自己採点すると、生態学9/10、ビオトープ論9/10、環境関連法10/10、計画部門17/20で合計9割の出来でした。不安を感じていた環境法令が満点だったのは4年分やった甲斐がありました。後は小論文の出来ですが、過去問にない出題を選んだのであまり自信はないです…基準が緩いことを願います。

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